
今日は宛先が違う同じ内容の領収書を何枚も手書き…。手が疲れた~。

それならエクセルで領収書を作成すれば楽だよ!

領収書は手書きじゃなくても大丈夫なの?

必要事項が記載されていれば、税法上も商法上も問題なし!
エクセル初心者さんでも作れるように詳しく説明するね♪
領収書の必要事項
領収書に必ず記載する必要事項は以下の通りです。
- 宛名(会社や法人の場合は略さず正式名称で)
- 日付
- 金額(金額の最後に【-】や【也】などを入れる)
- 但し書き(取引内容を簡単に記入)
- 発行者の住所・名前
- 印鑑
- 5万円を超える場合は収入印紙と割り印(オンライン発行では不要)
完成形はこちらです。↓↓


エクセルを全く使ったことがない人でも分かるように、細かく説明していきます☆
エクセルを開いて必要事項を入力する
まずは必要事項を入力します。

罫線を入れる
次は罫線を入れていきます。
- 罫線を入れたいセルを選択
- ホームタブの罫線ボタンをクリック
- 下罫線をクリック

同じように矢印分に罫線を入れます。

セルを塗りつぶす
次は金額部分の色を変更します。
- 塗りつぶしたい箇所をドラック
- ホームタブの塗りつぶしボタンをクリック
- 塗りつぶしたい色をクリック

セルを結合して中央揃え
「金額」が左上に寄ってしまっているのでセルを結合して中央に表示させます。
- 結合したい部分をドラッグ
- ホームタブのセルを結合して中央ぞろえボタンをクリック

文字を太字にして大きさを変える
「領収証(控)」の文字を太字にします。
- 太字にしたい文字のセルを選択
- ホームタブの太字ボタンをクリック

次に「領収証」を中央に表示させ、太字にして大きさを変更します。
- 結合したいセルをドラッグ
- ホームタブのセルを結合して中央揃えボタンをクリック
- ホームタブの太字をクリック
- ホームタブのフォントサイズの拡大ボタンをクリック(クリックする毎に大きくなります。)

列を挿入する
切り取り線を入れるのに列が足りなかったので列を挿入します。
- 挿入したい列のアルファベットを選択(今回はB列)
- 右クリックでショートカットメニューを表示させ、挿入をクリック

切り取り線を入れる
次は切り取り線を入れます。
- 切り取り線を入れたい部分をドラッグ
- 右クリックでショートカットメニューを表示し、セルの書式設定をクリック

- 罫線タブをクリック
- スタイルから点線をクリック
- 引きたい場所をクリック
- OKをクリック

点線が表示されました!

計算式を入力
領収書と控えの領収書が必ず同じ内容になるように計算式を入力します。
例として以下のように入力します。

簡単な計算式を入力します。
- 同じ内容を表示させたいセルに「=」を入力
- 表示させたいセルをクリックしてエンターキーをクリック

同じ内容が表示されました!

同じように他のセルにも計算式を入力し、領収書と控えに同じ内容を表示させます。

印紙貼付け欄を作成する
印紙貼付け欄を作成します。
ちなみに、印紙が必要なのは5万円以上からです。
- 印紙貼付け欄を作成したい箇所をドラッグ
- 右クリックでショートカットキーを表示させ罫線ボタンをクリック
- その他の罫線をクリック
※ホームタブの罫線ボタンからでもOKです!

- 線のスタイルから点線をクリック
- 外枠をクリック
- OKをクリック

印紙貼付け欄が表示されました!セルを結合して「印紙」と入力しましょう。

これで完成です!
お渡しする際は、以下のように社判、切り取り線に割り印、印紙を貼った場合にも割り印が必要です。
事前に押しておきましょう。(印紙は貼ってから押します)

会費の集金などたくさんの人に領収書をお渡しする際は、領収書を作成したら下の図のようにカッターなどで切り込みを入れておきます。

こうしておくことで、集金したら残りの部分をペリッと切ってすぐに領収書を渡せるのでスムーズにやり取りできます。
- 領収書はエクセル初心者でも作成できます。
- 計算式を使うとより正確な内容で作成できます。
- 事前準備するとスムーズに渡せます。
エクセル初心者さんは最初は時間がかかりますが、慣れれば15分程度でできるようになります。
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独学が不安な人は是非利用してみて下さい。