ビジネスシーンにおいて名刺はかかせないものです。
こんなにデジタル化が進んでいる世の中でも、名刺はまだまだ必須アイテムといえます。
初対面で名刺があるだけで、その人への信頼度はアップします。

名刺なんて、どうやって作ったらいいか分からないよ~。

名刺は筆ぐるめで簡単に作れるよ!
筆ぐるめは年賀状作成ソフトとして有名ですが、年賀状だけでなく様々な印刷物作成に適したソフトです。
ほとんどの国内主要パソコンメーカーには、バンドル版筆ぐるめが搭載されているので、筆ぐるめを知っている方も多いのではないでしょうか。
バンドル版はパソコンを購入した時期により機能や素材の内容が異なります。
今回の名刺の作り方は、素材が少ないバンドル版の筆ぐるめで作ることができるので是非チェックしてみてください。
筆ぐるめが搭載されていないパソコンなら、年賀状・ハガキ作成ソフト「筆ぐるめ」
作成するのは下のような名刺です。

名刺用紙はこの名刺用紙を使います。
点線を切り取るタイプの名刺用紙よりもはがすタイプの名刺用紙の方がフチがきれいなのでおすすめです。

では、さっそく作っていきましょう!
名刺用紙を選択する
まずは筆ぐるめを開きます。
最初の画面の左側の新規レイアウトをクリックします。

下の画面が出てくるので、タックシールを選択し次へをクリックします。

使用する名刺用紙の品番やサイズを確認しましょう。
下の写真のように、パッケージに記載されています。

筆ぐるめに表示される用紙設定のリストに使いたい用紙が載っていれば、リストからその用紙を選択しましょう。
リストに使いたい用紙設定が無い場合は、新規作成します。
新規をクリックします。

名刺用紙のサイズをすべて入力します。
説明の欄には品番や何の用紙なのかが分かるように入力しておくと、後から使いやすいです。
入力が終わったら、OKをクリックします。

入力した名刺用紙がリストに加わりました。
名刺用紙を選択して完了をクリックします。

下の画面が表示されます。

これで用紙設定は完了です。
文字を入力する
文字を入力しましょう。
上の方にある文字をクリックします。

下の赤枠に文字を入力します。

会社名を入力してみましょう。
入力したら横書き追加をクリックすると、右側の欄に横書きで表示されます。

同じ要領で、すべての項目を入力します。
ハンドル(文字を選択すると出てくる四角い枠)を動かして、大きさや場所を調整します。

これで文字の入力は終了です。
装飾する
次に装飾をしましょう。
会社のロゴマークを入れます。
上のイラストをクリックします。

次に取込をクリックします。
下のような画面になるので、ロゴマークの保存先を選択して使いたいロゴマークをダブルクリック、もしくは開くをクリックします。

ロゴマークが筆ぐるめのイラストに保存されました。

ロゴマークを使いたい箇所にドラックします。

ハンドルで大きさを調整しましょう。
次に、名前の下に線を引きます。
図形描写をクリックし、直線を選択します。

引きたい箇所にドラックして線を引きます。
次に、線の太さと色を変更します。
線を選択した状態で図形の設定をクリックします。

下の画面が出てきます。
太さの横にある「v」をクリックすると線の太さが選択できます。

同じ要領で色も選択しましょう。

会社名の部分も装飾しましょう。
図形描写をクリックし、四角形を選択します。

会社名の部分にドラックして四角形を入力します。
四角形を選択した状態で図形の設定をクリック。

塗りつぶしの色と線の色を変更します。

この状態では文字の上に四角形が乗っているので、四角形を文字の下に表示させます。
四角形を選択したまま右クリックします。
すると下の画面が出てくるので、一番下へをクリックします。

会社名の文字の色を変えます。
会社名をダブルクリックして文章入力の画面を出します。
文字色を白に変更します。

これで完成です!

以上のような手順をふまえて、図形の大きさや配置、フォントの種類を変えるだけで様々な名刺を作ることができます。
違うバージョンの名刺も作ってみました!

ホームページやSNSのORコードを入れればアクセスアップにもつながりますね。
ちなみに私個人の名刺も筆ぐるめで作成しました。
両面タイプです。

以上をふまえても何か物足りない、もっとデザイン性の高い名刺を作りたい場合は、筆ぐるめをバージョンアップさせてもいいかもしれません。
筆ぐるめ最新版アップグレード
低価格でイラストや背景などが大量に増えるので、デザインの幅が広がります。
また、作成する時間がなかったり、筆ぐるめを使う事に自信がない場合はプロに頼んでしまいましょう。
いくつか外注先を紹介します。
進化するネット印刷【いろぷり】老舗印刷会社によるネット印刷サービスです。 名刺のデザインは自分で入稿する必要がありますが、様々な用紙のテンプレートがあります。ワードやパワーポイントでも入稿できるので、ワードやパワーポイントが得意な方にはおすすめです。
ビジネス名刺専門通販サイト「名刺通販ドットコム」 テンプレートを選んで、必要な情報を入力するだけで名刺が作成できます。 サイトの操作が簡単なので、名刺作成に不慣れな人や急いで作りたい人にはおすすめです。
カスタムデザイン名刺【whoo】名刺の形(サイズ)も選ぶことができ、印象に残る個性的でおしゃれな名刺を作ることができます。デザイン性は名刺業者さんの中でもずば抜けて高いですが、その分少々お高めです。
スキルのフリマ【ココナラ】 知識・スキル・経験など、得意分野を売り買いできるマーケットです。 名刺作成を出品している人も選ぶのに困るくらいたくさんいます。 発注先次第で他の人とかぶらないオリジナリティのある名刺を作ることができます。
やり方を覚えれば、バンドル版の筆ぐるめでもお金をかけずに簡単に名刺を作ることができます。
もっとデザイン性のある名刺を作りたい方や、自分で作る時間のない方は、外注先に頼んだり、筆ぐるめをバージョンアップして背景やイラストで工夫してみて下さい。
名刺は会社や個人の情報を正確に相手に伝えるための重要なアイテムです。
自信を持って相手に渡せるような名刺を作りましょう。