会社の住所や電話番号が入ったオリジナル封筒は必須アイテムです。
小さな会社だと、無地の封筒を買って社判を押して利用していることもありますよね。
会社の封筒は業者さんに頼んで作るもの。そう思っていませんか?
オリジナル封筒はワードやエクセルでデザインして、プリンターで印刷する事ができます。
ネットで検索すれば、テンプレートもダウンロードできますが、今回はワード・エクセル使って自由にデザインする方法を紹介します。
どちらでも自分が使いやすいツールを使って作成してみて下さい。
【ワード】オリジナル封筒の作り方
ワードでこちらの封筒を作ってみましょう。
(Windows10のWord2016で作成しています。)
今回は長形3号サイズの封筒を作成します。

まずはワードの白紙の文書を開きます。
次にレイアウト→サイズ→長形3号を順にクリックしていきましょう。

余白も変更します。
レイアウト→余白→狭いをクリックします。

下の余白をもう少し狭くしたいので、余白→ユーザー設定の余白をクリックします。

ページ設定が立ち上がるので、下の余白だけ数値を下げて狭くします。

テキストを入れましょう。
挿入→テキストボックス→横書きテキストボックスの描写を順にクリックします。

下の方をドラックして、テキストボックスを挿入します。

必要事項を入力します。
会社名はフォントを16サイズにしました。

会社名を中央揃えにしましょう。
図形の書式→中央揃えのアイコンを順にクリックします。

テキストボックスの文字以外は透過させます。
図形の書式→図形の塗りつぶし→塗りつぶしなしを順にクリックします。

枠線も消します。
同じく図形の書式から図形の枠線→枠線なしを順にクリックします。

会社のロゴマークやキャラクターなどの画像も入れてみましょう。
挿入→画像→画像の挿入元を順にクリックします。

画像を保管しているフォルダから画像を選択し、挿入をクリックします。
(画像をダブルクリックでも挿入できます。)

挿入すると画像の横にレイアウトのアイコンが出るのでクリックします。
レイアウトオプションが開き、前面を選択します。
こうすることで、ページ内で自由に画像を動かせるようになります。

画像を小さくして以下のように配置しました。

会社名のしたにラインを引いて、デザインを引き締めます。
挿入→図形→直線を順にクリックし、会社名の下にドラックしラインを引きます。

ラインの書式を変えていきます。
ラインをクリックし、その上で右クリックして図形の書式設定を選択します。
すると以下のような画面が立ち上がるので、色をブラックに、幅を3ptに、線の種類を太線+細線を選択しました。

印刷プレビューで全体図をかくにんしてみましょう。
バランスが悪かったら調整します。

ワードで作るオリジナル封筒の完成です!

【エクセル】オリジナル封筒の作り方
次は、エクセルでのオリジナル封筒の作り方を紹介します。
(Windows10のExcel2016で作成しています。)
長形3号の以下のような封筒を作成します。

まずはエクセルを開いて、空白のブックを立ち上げます。
ページレイアウト→サイズ→長形3号を順にクリックします。

同じく、ページレイアウトから余白を設定します。
ページレイアウト→余白→ユーザー設定の余白を順にクリックします。

数値をすべて0に変更し、水平にチェックをいれます。

長形3号のサイズに合わせて、点線が表示されます。
この枠内にテキストを入力していきます。

挿入→テキスト→テキストボックス→横書きテキストボックスの描画を順にクリックします。

下の方にドラックしてテキストボックスを設置します。

必要事項をすべて入力します。

会社名のフォントサイズを変えます。
会社名をドラックし、その上で右クリックすると以下のように表示されます。
16サイズに変更しました。

会社名をテキストボックスの中央に表示させます。
図形の書式設定→中央揃えのアイコンをクリックします。

テキストボックスを透過させます。
テキストボックスをクリックしてから、図形の書式設定→図形の塗りつぶし→塗りつぶしなしを順にクリックします。

次は枠を消します。
同じく図形の書式→図形の枠線→枠線なしを順にクリックします。

これでテキストボックスが透過されました。

テキストを微調整して、バランスを整えます。

会社名の下にラインを引きます。
挿入→図→図形→直線を順にクリックします。

会社名の下にドラックしてラインを引きます。
ラインを選択したまま右クリックし、以下のような図形の書式設定を立ち上げます。
色をブラックに、幅を3ptに、線の種類を太線+細線に変更しました。

会社のロゴマークやキャラクターの画像を挿入します。
挿入→図→画像→画像の挿入元を順にクリックします。

画像を保管しているフォルダから画像を選択し、挿入をクリックします。
(画像をダブルクリックでも挿入できます。)

大きさを調整して画像を設置しました。

ホーム→印刷で印刷プレビューを立ち上げ、全体像を確認しましょう。
ここでバランスを見ながら位置を調整します。

エクセルで作るオリジナル封筒の完成です!

以下のように、フレームをつけてみたり、色を変えてたりすると雰囲気がかわりますね。

オリジナル封筒を外注する
以上のような手順もどうしても難しい方や、もっとデザイン性の高いものをお求めなら外注するのがおすすめです。
シンプルなものなら楽天やアマゾン、ヤフーショッピングでも注文することができます。
シンプルなテンプレートとカラーや書体も選ぶことができます。
比較的リーズナブルな商品です。
デザイン性の高いものをお求めならオリジナルデザイン封筒【チャミロ】
たくさんのデザインがあるので、自作する時の参考にもなります。
地元の印刷屋さんに注文して貢献してもいいかもしれませんね。
まとめ
ワードとエクセルの両方のオリジナル封筒作成方法を紹介しました。
記事をすべて読んだ方なら分かると思いますが、どちらの作成方法もほとんど同じです。
どちらかを極めれば、もう片方も感覚的に使いこなすことができるツールになっています。
自作すれば、どこか変更があるときにすぐに修正することができるのでおすすめです。
ぜひチャレンジしてみて下さい。